BWRITEイメージ画像

2023年8月SNS最新ニュース|Threadsブラウザ版リリース、Instagram新機能、Xが国内で広告収益分配プログラムを開始

Posted by ADDIX on Sep 13, 2023 11:30:03 AM

※本記事は、2023年8月時点の情報をもとに作成しています。

  

 

1. Meta

「Threads(スレッズ)」Webブラウザ版をリリース


8月25日、「Threads(スレッズ)」はWebブラウザ版を提供開始。

▼「Threads」Webブラウザ版ログイン画面(https://www.threads.net/login)より

BWRITE_sns_news_202308_1


ブラウザ版においても、アプリ同様にアカウントの検索は可能ですが、キーワード検索はまだできない状況。
2023年8月現在、オーストラリアとニュージーランドでキーワード検索のテストを開始しているようです。

BWRITE_sns_news_202308_2

画像出典:
https://www.socialmediatoday.com/news/threads-launches-initial-test-keyword-search/692508/


キーワード検索は、Twitterの後を追うThreadsにとって重要な機能のひとつと言えるため、リリースが待ち遠しいところです。

 
 

2.  Instagram

複数の新機能が追加


8月11日、Instagramで3つの新機能が追加されています。

BWRITE_sns_news_202308_3

画像出典:
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-ways-to-create-music-with-friends

 

(1)カルーセルに音楽の追加が可能に

BWRITE_sns_news_202308_4画像出典:
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-ways-to-create-music-with-friends


これまで音楽を追加できるのは1枚の写真を投稿する際のみでしたが、今回のアップデートでは、カルーセル投稿時(複数枚写真の投稿)に音楽が追加できるように。


(2)コラボ機能がアップデート

BWRITE_sns_news_202308_5

画像出典:
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-ways-to-create-music-with-friends


これまでは最大2人まで、フィード投稿のみが対象となっていたコラボ機能。

今回のアップデートでは、最大3人のユーザー(アカウント)を招待して、フィード投稿、カルーセル、リール動画を共同投稿者として設定できるようになりました。

ユーザーが招待を承認すると、投稿したコンテンツが各共同投稿者のオーディエンスにリーチすると同時に、それぞれのアカウントのプロフィールグリッド(プロフィール画面の下にある投稿やリールのサムネイル)にも表示されるようになります。

コラボ機能はリーチが伸びやすく、企業アカウントとしてもクリエイターやインフルエンサーなどと共同で活用しやすい機能。共同投稿者が3人までに増えることで、より効果が高まりそうです。

なお、この機能は非公開アカウントでも利用でき、自身のフォロワーを共同投稿者として招待することができます。

(3)クリエイターやアーティストとリールでコラボ

BWRITE_sns_news_202308_6

画像出典:
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-ways-to-create-music-with-friends


「お題」スタンプを使って、リールで作成した楽しいお題やチャレンジに参加するようファンを招待できる、クリエイターやアーティスト向けの機能が追加に。


誰でも「お題に参加」をタップし、自分なりの表現を加えたリール動画を作成・投稿して、クリエイターに認知してもらう機会を得ることができます。

クリエイターはその中からお気に入り(クリエイターズチョイス)を選ぶことが可能。お気に入りに選ばれたリール動画の作成者にはお知らせが届きます。作成者のアカウントが公開アカウントの場合、他の利用者はInstagramで「お題」スタンプをタップして、お題に参加したリール動画の一覧を見ることができます。

  
 

3. X(旧Twitter)

広告収益分配プログラムが日本でも開始


X(旧Twitter)で7月から開始した「クリエイター広告収益分配プログラム」が、8月8日、日本でも開始。

 

 

投稿のリプライ欄に表示された広告から得た広告収益の一部を、投稿したクリエイターに分配するというもの。

最初の分配総額は500万ドル(約7億円)とされ、既に日本円にして数十万〜数百万円もの分配金を受け取ったなど、収益の詳細を公表するインフルエンサーも登場しました。

X(旧Twitter)ユーザー全員が収益化できるわけではなく、X Premium(旧Twitter Blue)に加入しているユーザーに広告収益を分配する仕組みとなっています。

また、プログラムに参加する条件として、下記を満たす必要があり、収益を受け取るためには納税者番号(マイナンバー)、銀行口座などを入力する必要があります。

・フォロワーが500人以上
・過去3カ月間の投稿に対するインプレッションが1500万件以上
・Twitter Blueまたは認証済み組織にサブスクライブしている

 


まとめ

7月にリリースした「Threads」は、ダウンロード数は推定1億2800万人。その後DAUは1000万に減少。平均セッションは3分という状況になっています(※)
※参考記事:https://www.socialmediatoday.com/news/threads-continues-add-more-elements-seeks-capitalize-on-early-interest/692408/

一方でX(旧Twitter)では、DAUが2.5億人、平均セッションも25分とのことで、まだまだ大きな差が見られています。

「Threads」の成長には、キーワード検索機能を世界的に追加するなど、今後のアップデートが重要といえそうです。

 SNSアカウント・広告運用支援
ご相談・お問い合わせはこちら

 

Topics: SNSマーケティング, SNSニュース