※本記事は、2023年6月（一部は2023年7月）時点の情報をもとに作成しています。
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兼ねてから噂されていた、MetaのTwitterの競合アプリ「Threads（スレッズ）」が7月6日（日本時間）にリリースされました。iOSとAndroid向けに、100カ国以上で提供開始。
画像出典：
https://apps.apple.com/jp/app/threads-an-instagram-app/id6446901002
Twitterが1日当たりの投稿閲覧回数に制限を設けたことで、利用者の間で混乱や不満が広がる中、スケジュールを前倒ししてリリースされたと考えられる「Threads」。
Meta社によるその思惑通り、開始から1日経たずに登録者が世界中で3000万人を突破。
サービス提供開始からわずか5日後となる7月11日現在は、利用者数が1億人を突破。
史上最速ペースで成長したアプリとしての新記録を樹立しています。
Instagramのアカウントでログインでき、フォロワーも引き継ぐことができることが最大の魅力ですが、その仕様上からThreadsのアカウントを完全に削除するにはInstagramのアカウントも削除する必要があるとされています。
この点について、米MetaのThreads開発担当者は「Threadsのアカウントだけを個別に削除する方法を検討する」と述べてますので、アップデートを期待したいところです。
Instagramは6月15日（米国時間）、クリエイターがファンと直接つながり、リアルタイムで1対多の交流ができる新機能「一斉配信チャンネル」を導入することを発表。
米国で今年2月にテスト導入を始めていましたが、日本を含む全世界で使えるようになりました。
画像出典：
https://about.fb.com/ja/news/2023/06/broadcastchannel/
一斉配信チャンネルは、クリエイターが招待した自分のフォロワーと交流できる公開メッセージツール。
クリエイターは、テキストや写真、動画やボイスノートなどを投稿でき、近況などを手軽にファンにシェアすることができます。
チャンネルに参加しているファンは、共有されたコンテンツに絵文字でリアクションしたり、アンケートに投票したりすることができます。
画像出典：
https://about.fb.com/ja/news/2023/06/broadcastchannel/
Twitterを運営する米Xのイーロン・マスク氏は、7月2日「一時的な制限を加えた」とツイート。
その理由について、マスク氏は「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」と説明。
段階的に制限を緩和しているものの、7月7日現在の1日あたりの閲覧回数の制限は以下の通り。
Twitter Blueユーザー：10,000件
無料ユーザー：1,000件
新規の未認証ユーザー：500件
6月14日（日本時間）頃、TwitterのDM（ダイレクトメッセージ）の仕様が変更となり、
TwitterBlue未加入ユーザーは、自分をフォローしていないユーザーにDMを送ることができなくなりました。
自分をフォローしているユーザーにしかDMを送ることができなくなっています。
※7月11日現在、TwitterBlue未加入ユーザーも自分をフォローしていないユーザーへのDM送信が可能に戻っているようです。
Pinterest は6月6日、アイデアをコラージュやデジタルアートでクリエイティブに表現できる新たなアプリ「Shuffles（シャッフルズ）」の国内展開を発表。
日本の他、9か国へ導入を拡大しています。
画像出典：
https://newsroom.pinterest.com/ja/shuffles-by-pinterest-expands-to-japan
2023年の Apple Design Awardファイナリストにも選ばれているShuffles。
アイデアのコラージュやデジタルアートでクリエイティブに表現して共有できる、機能満載の新しいツールです。
画像出典：
https://newsroom.pinterest.com/ja/shuffles-by-pinterest-expands-to-japan
自分のスマートフォンのカメラロールの写真や、Pinterestのピンとボードなどから素材を切り取り、背景、画像、写真、ステッカー、テキストを使ってコラージュを作ることができます。
エフェクトや動きを加えてコラージュすることも可能。作成したコラージュは自分の Pinterest プロフィールに保存したり、友だちと共有、またはフレンドリーな Shuffles コミュニティに共有することができます。
※7月11日現在、iOSでのみ提供。Android 版はまもなく公開予定となっています。
Twitterでさまざまな制限がかかり、ユーザーから不満の声が相次いだ6月。
これを逆手にMetaから前倒ししてリリースされた新アプリ「Threads」。
登録者数は日に日に増加していますが、Twitterのアクティブユーザーにどのような動きがあるかどうかも注視していきたいところです。
