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2023年10月SNS最新ニュース|Meta広告なしの有料プラン開始、X有料化プログラム「Not A Bot」テスト導入など

Posted by ADDIX on Nov 16, 2023 3:52:48 PM

※本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。

  

 

1. Meta

広告なしで利用できる有料プランを欧州圏で開始


Metaは10月30日、ヨーロッパにおいてFacebookとInstagramを広告なしで利用できる有料プランを提供すると発表。

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EU諸国、EEA諸国およびスイスに居住する18歳以上のユーザーが対象で、11月より利用可能となっています。

料金は以下の通り。

Webで購入した場合:9.99ユーロ/月(約1600円)
iOSおよびAndroidアプリで購入した場合:12.99ユーロ/月(約2100円)
(2024年3月1日までの料金)

購入後は、そのユーザーのアカウントセンターでリンクされているすべてのFacebookおよびInstagramアカウントにプランが適用されます

欧州では利用者の個人データを利用した広告に対する規制が強まっていることから、これに対応する狙いとみられています。

 
 

2.  Instagram

フィードとリールのコメント欄にアンケート機能が追加


Instagramのストーリーズで以前から提供されているアンケート機能ですが、フィードとリールのコメント欄にもアンケートが追加可能に。

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より興味をひきつけるだけでなく、フォロワーのエンゲージメントを高める助けにもなる機能としています。

 

ストーリーズ広告のCTAボタンが変更に


Instagram ストーリーズ広告のCTAボタンがアップデート。
オーガニック投稿の「リンクステッカー」同様のCTAボタンに変更となっています。

Metaヘルプセンターにて、テキスト、ロゴなどがCTAボタンと被らないセーフゾーンの案内がありますので、ストーリーズやリール広告のクリエイティブ制作の際は注意が必要です。

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画像出典:
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490


なお、まだ旧形式で表示されている広告アカウントもありますが、広告アカウントごとに順次アップデートが進んでいるようです。

 

3.  X(旧Twitter)

X有料化プログラム「Not A Bot」がニュージーランドとフィリピンで試験導入開始


10月18日より、X有料化プログラム「Not A Bot」のテスト導入がニュージーランドとフィリピンで開始。

 

イーロン・マスク氏が就任当初から目的として掲げていた、スパムやボットアカウントなどの削減を狙った導入としています。

テスト中の「Not A Bot」プラン内容は以下の通り。

・年会費1米ドル(約149円)のサブスクリプションに加入しなければ、ポストや他ポストへのいいね、リポスト、引用リポスト、返信、ブックマークができなくなる。
・加入しない場合は「閲覧専用アカウント」となり、他ユーザーのポストを見たりフォローしたりすることのみ可能。
・対象は新規ユーザーのみ。既存ユーザーには影響無し。

 

 

2つの有料プランが追加


これまではXの有料プランは月額980円の「プレミアム」のみでしたが、10月28日、2つの新しいサブスクリプションプラン「ベーシック」と「Xプレミアムプラス」が追加。

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(1)ベーシック
月額368円
・これまで「プレミアム」で利用できていた様々な有料機能が使用可能
(投稿文の編集、140文字以上のポスト、長い動画の投稿など)
・青バッジの付与はなし
・投稿のインプレッション数などに応じて広告費用が分配される収益化機能や、有料の読者を集めるクリエイターサブスクリプションプランは利用不可
・広告は無料ユーザーと同じく表示される

(2)Xプレミアムプラス
月額1,960円
・「プレミアム」同様の有料機能が使用可能
・バッジの付与あり
・投稿のインプレッション数などに応じて広告費用が分配される収益化機能や、有料の読者を集めるクリエイターサブスクリプションプランが利用可
・返信の表示優先順位が最大になり、「プレミアム」ユーザーよりも上位に表示される
・広告の表示が無し

Xプレミアムプラスでは広告表示が無くなるほか、返信の表示順位の優先度が最大になるので、投稿のインプレッション数などに応じて広告費用が分配される収益に影響がありそうです。

 

外部リンクの表示が変更。「見出し」が非表示に

10月4日より、外部のウェブサイトに誘導するリンクの表示方式が変更に。
投稿にリンクを埋め込むと、記事の見出しなどが自動表示されず、画像とリンク先のドメイン名だけが表示される仕様となっています。

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ユーザー目線では、リンクではなくただの画像に見えてしまうことが考えられるため、Xから外部サイトへの流入数に影響する可能性があります。

海外では以下のように外部のウェブサイトへの誘導を強化する工夫をいち早く実施しているアカウントが多々みられています。このようにクリエイティブに工夫を施すことが流入数維持のポイントになりそうです。

■海外アカウントでの対応例
1.本文中にもURLを記載してクリックを促す
2.クリックを促すマークを入れた画像を制作する
3.画像下部で、CTAボタン(見出し)のように見える画像として制作

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なお、現在見出し部分の削除が移行期間となっているため、端末やユーザーによってまだ更新されていない場合もありますが、随時変更が行われる予定です。

 

まとめ

Instagramストーリーズ広告のCTAボタンの変更や、Xの見出しの表示がなくなるなど、広告クリエイティブにさまざまなアップデートがあった10月。
クリエイティブ制作に関しては適宜対応を行っていく必要がありそうです。

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Topics: SNSマーケティング, SNSニュース