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2023年4月SNS最新ニュース|Instagramリール新機能・国内で認証バッジ準備中、Twitter広告が一部で停止など

Posted by ADDIX on May 16, 2023 4:40:54 PM

※本記事は、2023年4月(一部は2023年5月)時点の情報をもとに作成しています。

【目次】
1. Instagram
・リールに新機能:トレンド、編集、ギフト
・プロフィールに貼れるリンクが最大5つまでに
・認証バッジを国内で準備中
・タグ付けされたコンテンツにショップ機能が追加可能に
2. Twitter
・Twitter Blueで投稿できる文字数が4000字から10000字(全角5000字)に
・新たな収益化機能「サブスクリプション」が公開
・ブランディングを支援する新しい広告メニュー
・一部のアカウントでTwitter広告が停止
・100万人超のアカウントは青いチェックマークが復活
・Twitter社がイーロン・マスク氏の「X社」に統合

 

 

1. Instagram

リールに新機能:トレンド、編集、ギフト


2023年4月14日、Instagramリール(Reels)の3つの機能がアップデート。

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画像出典:
https://about.fb.com/news/2023/04/instagram-reels-trending-audio-and-gifts-updates/


①トレンド
Instagramを「ビジネスアカウント」として運用しているアカウントのみが利用できる「プロフェッショナルダッシュボード」に、最新のトレンドがトピックとして追加されました。

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画像出典:
https://creators.instagram.com/blog/creator-bundle-trends-editing-gifts


・リールで使用されている人気の曲
・音源が使用された回数
・タップするだけでリールの使用が可能
・リールで人気のあるトピックとハッシュタグ

など、最新のトレンドをいち早くキャッチアップできるようになっています。

②編集
オーディオ、ステッカー、テキストの編集機能が統合。
これにより、リールの編集がこれまでよりも簡単になりました。 

この機能は、iOS・Androidの両デバイスで、全世界で利用可能です。

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画像出典:
https://creators.instagram.com/blog/creator-bundle-trends-editing-gifts

 

③ギフト
リール投稿を見て、自分にギフトを送ってくれたユーザーを確認できる新機能が追加。

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画像出典:
https://creators.instagram.com/blog/creator-bundle-trends-editing-gifts

 

ギフトを送ってくれたユーザーの横にあるハートのアイコンをタップすると、アカウント側がギフトを見て認識したという通知がユーザーに届き、ユーザー(ファン)とのつながりを高めることができます。
今後数週間で、オーストラリア、カナダ、フランス、メキシコ、ニュージーランド、英国を含む多くの市場に拡大していくとのこと。

④そのほか:インサイトがアップデート
総再生時間と平均再生時間の2つの新しい指標が追加。
また、リールを表示しながらインサイトの確認が可能になっています。

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総再生時間:
リールが再生された合計視聴時間

平均再生時間:
合計視聴時間を合計再生回数で割った平均時間

さらにリール経由でフォローした新規フォロワーの通知も届くようになりました。

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画像出典:
https://creators.instagram.com/blog/creator-bundle-trends-editing-gifts

 

プロフィールに貼れるリンクが最大5つまでに


2023年4月19日、Meta Newsroomの公式Twitterアカウントより、Instagramプロフィールに最大5つまでのリンクを設定可能になったと発表。

これまでは1つのリンクしか設定できませんでしたが、最大で5つのリンク設定が可能に。各リンクにタイトル設定も可能です。
待ち望んでいた方が多い機能ではないでしょうか。
これまでは複数のリンクを1ページにまとめることができる「Linktree」などを利用しているアカウントが多かったですが、今後はこの機能を活用してみても良さそうです。

ただし、メインのリンク以外は「その他◯件」と表示。タップするとリンク一覧が表示され、メインのリンク以外はファーストビューでは表示されない仕組みとなっているため、見え方としては今ひとつかもしれません。

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なお、リンクの追加や編集はiPhoneまたはAndroidの公式アプリから可能。執筆時点では、ブラウザでは変更できない仕様となっています。

 

認証バッジを国内で準備中


先月米国など一部の地域で開始した認証バッジのサブスクサービス「Meta Verified」ですが、日本でも準備中の模様。
一部アカウントにて「Meta認証」が表示。アカウントトップ右上のメニューアイコン(三本線)より確認可能です。

 

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進んでいくとMeta認証サービスの特典内容などが表示されます。

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「待機リスト」に登録後の5月8日現在、状況に変化はありませんが、いち早くサービスに加入できる可能性もあるので、企業アカウントは「待機リスト」の申請を試してみても良さそうです。

 

タグ付けされたコンテンツにショップ機能が追加可能に


タグ付けされたコンテンツ(UGC投稿)を特定の商品にリンクして、ショッピングのさまざまな場所(商品ページ、Instagramショップ、ショップのストアフロント)などで注目のコンテンツとして紹介できる機能。

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画像出典:
https://help.instagram.com/3514581701914650

タグ付けされた投稿を選択し、使用許可をクリエイターのアカウントにリクエスト。リクエストが承認されるとコンテンツとして利用可能になります。

現在テスト中の機能で一部のアカウントのみで利用可能になっていますが、企業やブランドにとってはニーズが高まりそうな機能です。

詳細はInstagramのヘルプページで公開されています。 

 

2. Twitter

Twitter Blueで投稿できる文字数が4000字から10000字(全角5000字)に


4月14日、サブスクサービス「Twitter Blue」加入ユーザーは、4000文字から最長10000文字(全角5000字)までのツイートを投稿できるようになったとTwitter Write(@TwitterWrite)のアカウントで発表。

 

併せてボールド(太字)とイタリック(斜体字)が使用可能になりました。

ボールドとイタリックを使用したツイートは「さらに表示」をタップしたツイートで表示されます。

 

新たな収益化機能「サブスクリプション」が公開


Twitterは4月16日、フォロワー500人以上など参加資格を有するアカウントが開設できるクリエイターの収益化に向けた機能「サブスクリプション」サービスを公開。
アメリカに続き、日本を含むカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4ヵ国でリリースしました。

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ユーザーは、毎月クリエイターが設定した月額料金を支払うことで、サブスクライバー(登録者)限定のスペースやツイートにアクセスできるようになります。

■クリエイターが設定できる月額料金(以下のいずれか)
・2.99ドル
・4.99ドル
・9.99ドル


サブスクライバーには、クリエイターへの返信ツイートで特別なバッジが付与されるなどの特典があり、今後もサブスクライバー向けコンテンツが追加される予定となっています。
また、Twitterに支払われた料金からアプリ内購入手数料を差し引いた金額の最大97%が収益としてサブスクリプション機能を提供するクリエイターに支払われる予定。ただしアカウントの生涯収入が5万ドルに達した場合は、配分がやや減少し最大80%が支払われるとのこと。

なお、サブスクリプション機能の開設資格には、下記3つの条件が設けられています。

 

・500人以上のフォロワーがいること
・アカウントを30日間利用していること
・18歳以上であること

 

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ブランディングを支援する新しい広告メニュー


Twitterは企業・ブランドがオリジナルハッシュタグを活用してユニークなブランドプロモーションを行うための新機能「Hashmojis」「Hashfetti」「Custom Likes」をリリース。

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画像出典:
https://business.twitter.com/en/blog/brands-enhance-interaction-with-twitter-branded-features.html


①Hashmojis
特定のハッシュタグを使うと、ハッシュタグの後にオリジナルの絵文字が表示。
ユーザーに対して、企業・ブランド、商材のブランディングを図ることができます。

BWRITE_sns_news_202304_15画像出典:
https://business.twitter.com/en/blog/brands-enhance-interaction-with-twitter-branded-features.html

 

②Hashfetti
特定のハッシュタグ検索した際に表示。
Hashmojisによって設定した絵文字、もしくはオリジナルデザインの絵文字を紙吹雪のようなアニメーションで検索結果画面に表示させることが可能です。

 

画像出典:
https://business.twitter.com/en/blog/brands-enhance-interaction-with-twitter-branded-features.html


現在日本を含む14か国で利用可能。
「Hashmojis」と「Hashfetti」は2023年5月8日現在、iOSとWebに対応。今後Android への拡張も予定されています。

③Custom Likes 
ユーザーが該当のツイートに対していいねをすると、オリジナルのアニメーションが表示。
広告主が設定したハッシュタグを含むすべてのオーガニックツイートまたはプロモーションツイートに24時間表示されます。

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画像出典:
https://business.twitter.com/en/blog/brands-enhance-interaction-with-twitter-branded-features.html

 

日本、アメリカ、英国、サウジアラビアで利用可能な機能です。

 

一部のアカウントでTwitter広告が停止


Twitterは4月21日、一部アカウントの広告配信を停止。
以下いずれかに当てはまるアカウントの広告は、4月21日以降広告が停止となっています。

✔︎サブスクサービス「Twitter Blue」に加入していない
✔︎「ゴールド認証バッジ(Verified Organizations)」に加入していない
✔︎広告費の投下が月額1,000ドル以下

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画像出典:Twiiter社メルマガ

今後もTwitter広告配信を継続したい場合は、下記いずれかの対応が必要になります。

①サブスクサービス「Twitter Blue」に加入する
②「ゴールド認証バッジ(Verified Organizations)」に加入する
③広告費を月額1,000ドル以上投下する

月額1,000ドル以上投下している場合でも、今後広告が停止してしまう可能性もあるため、①もしくは②の対応を行いバッジを取得するのが良さそうです。
なお、ゴールド認証バッジ(Verified Organizations)に加入していなくても、2023年4月20日(米国時間)より遡った半年間で約120万円の出稿があればゴールド認証バッジの付与対象になるよう、Twitter社内で対応しているとのことです。

新規開設したTwitterアカウントは、30日が経過するまでTwitter Blueサブスクリプションの購入が不可となるため、広告配信が可能になるのも30日後ということになりますので注意が必要です。

 

100万人超のアカウントは青いチェックマークが復活


日本時間4月21日から、Twitterは公式アカウントであることを示す青バッジ(公式チェックマーク)を削除。
一度は認証済みバッジが外れたものの、100万人以上のフォロワーがいるメディアや著名人のアカウントを対象にバッジを復活させていることが明らかに。

Twitterの公式マークの復活について、執筆時点ではTwitter社からの公式発表はなく、100万フォロワーを下回っていても青バッジが復活しているアカウントの事例もあるようで、明確な基準は不明確です。

 

Twitter社がイーロン・マスク氏の「X社」に統合


Twitter社が、イーロン・マスク氏の持株会社「X Holdings」の子会社「X Corp.」に統合され、企業としてすでに存在していないことが分かりました。

TwitterやFacebookのアカウントを停止された女性が旧Twitter社やMetaなどを相手に異議を申し立てるため、カリフォルニア州の裁判所などで開かれている訴訟において、4月4日に提出された資料から明らかになっています。

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画像出典:
https://storage.courtlistener.com/recap/gov.uscourts.cand.395023/gov.uscourts.cand.395023.123.0.pdf


「X Corp.」はネバダ州で設立され、カリフォルニア州サンフランシスコに事務所を構える非公開企業。
書類には、X Corp.がX Holdings Corp.を親会社とする非公開企業であることが記載され、「X Corp.またはX Holdings Corp.の株式を10%以上保有する上場企業は存在しない」とあります。

マスク氏はTwitterについて、昨年10月に「中国の ”WeChat” のようなスーパーアプリ”X” を立ち上げる土台になるかもしれない」とツイートしていました。

この目標の達成に向けて、Twitterを基盤にしたマスク氏の構想を実現するための動きと見られています。

  

まとめ

Twitterでは4月もさまざまな動きがありました。
特にTwitter広告が突然停止になってしまったことに関しては、前触れもない大規模な変更となり、混乱する広告主や代理店も少なくなかったのではないでしょうか。
Twitterの実質的な従業員数は2023年1月時点で2021年末の約7500人から83%減の約1300人に減っているとの情報もあり、業務が追いついていない可能性もありますが、影響の大きな変更ではせめて事前告知の一報があればと願います。

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Topics: SNSマーケティング, SNSニュース