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ファンとのコミュニケーションを強化するInstagramストーリーズ活用法

Posted by ADDIX on Sep 7, 2022 4:11:24 PM

2022年4月中旬頃よりInstagramのアルゴリズムが変化し、「エンゲージメント率」が重要な指標となりました。これにより、Instagram企業アカウントの運用では「情報を一方的に発信する」のではなく、ユーザーと相互的なコミュニケーションをとり、「ユーザーからの熱い支持を獲得すること」が必要になってきています。

その対策として有効なのが「ストーリーズ」です。

本記事では、ユーザーとのコミュニケーションを簡単に図れる「ストーリーズ」の各機能と活用法について解説いたします。

「Instagramアルゴリズムに変化! 重要なエンゲージメント率とその対策」記事はこちら


執筆:
株式会社ADDIX
ソリューション事業部
中村 碧

※本記事でご紹介の内容は、2022年8月時点の情報となります。

  

 

1. なぜコミュニケーションにストーリーズが欠かせないのか

ユーザーとのコミュニケーションに「ストーリーズ」を活用するメリットとして、大きく3点が挙げられます。

▼「ストーリーズ」を活用するメリット
・利用頻度の高さ
・ユーザーが気軽に視聴できる
・コミュニケーションツールが充実
 

利用頻度の高さ



・ホーム・タイムラインの上部に表示されるため、ユーザーに見つけてもらいやすい
・Instagramを使う全ユーザーの70%がストーリーズを利用しており、利用率が高い

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ユーザーが気軽に視聴できる



・スライドショーのように数秒間で画像や動画が切り替わるため、ユーザーが手軽に情報収集できる
・フィード投稿ほど作りこまれていないため、ユーザーが親しみを感じやすい

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コミュニケーションツールが充実



・アンケートや質問など、ユーザーがアクションできる機能が多く実装されている

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画像参照元:
https://twitter.com/instagram/status/1453404581426176007?s=20&t=kxKT9lcY3Wg9Y5_3qUyqCg


上記のメリットから、ユーザーと相互コミュニケーションを図り支持を集めるために「ストーリーズの活用」は欠かせないポイントであるといえます。

 

2. ストーリーズの各機能と活用法

 ユーザーとのコミュニケーションを図る上でおすすめのストーリーズ機能をご紹介いたします。

 

(1)ユーザーが最もアクションしやすい機能「絵文字スライダー/絵文字スタンプ」




■絵文字スライダー

ユーザーは絵文字をスライドすることにより、ストーリーズに反応することができます。手軽にアクション出来るため、ユーザーからのエンゲージメントを最も集めやすい機能です。BWRITE_Instagram_Stories_3

■絵文字スタンプ

ユーザーは絵文字をタップするだけで反応することができます。絵文字スライダー同様、動作が少なくアクションされやすいです。また絵文字の種類を豊富にカスタムできます。
 
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◆活用アイデア
・新商品投稿への関心度を高めたい時に
・人気の品番や商品を知りたい時に
・ストーリーズの閲覧数が低下しているときの起爆剤として
・ユーザーの閲覧時間を長くしエンゲージメントをあげる
・ストーリーズが複数枚投稿されている際にユーザーの目を止める


どんな投稿内容にも使いやすく、ブランド・商材・コンテンツ問わず活用できる機能なので、どのアカウントでもすぐに始められるでしょう。

 

(2)ユーザーの声を拾う機能「アンケート/質問/クイズ」



■アンケート

最大4つの選択肢を設定でき、ユーザーからアンケートを取得できる機能です。商品やサービスに対するユーザーの心情を把握したり、またマーケティングリサーチとしても活用できます。 

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出典元:「fitau花嫁研究所調べ」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000065150.html

 

■質問

ブランドや商材についての質問を募集する機能です。自由回答が可能なので、より詳細なユーザーの声を聞くことができます。集まった質問に対してストーリーズやインスタライブでしっかり回答することで、アカウントへの信頼度も向上するでしょう。

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■クイズ

最大4択の中に正解・不正解を設定できるクイズ機能です。ユーザーにとってゲーム感覚で参加でき、新しい知識を蓄えられるというメリットもあるため、ブランド理解とコミュニケーションを両立できる機能です。

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◆活用アイデア
・新商品の発売にあわせ「気になる?」など簡単な投げかけをする
・難易度の高いものではなく、直感的に答えられる内容にする
・「どんな商品が欲しい?」など、商品企画やブランディングにまつわる質問も反応率が高い
・多かった回答や質問をテーマにインスタライブをする
・季節やイベントに関連する話題を入れる

 

共通して気を付けるべきポイントは、あまり難易度を上げすぎず、年代や性別関係なく誰でも参加できるようなテーマにすることです。

自社アカウントのフォロワー属性を把握したうえで設計し、より多くのユーザーの共感・関心を集めましょう。



(3)インスタライブやイベントの告知「カウントダウン」





終了日時を設定し、それまでの時間を自動でカウントダウンする機能です。インスタライブの告知や、SNSキャンペーン・オフラインイベントなど様々なシーンで活用ができます。

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◆活用アイデア
・インスタライブの1週間~1日前までに告知する
・コレクションの発表や重要なお知らせの事前告知として活用する
・リアル店舗やオフラインイベントの告知として
・周年記念などを盛り上げる施策の一環として

 

3. ストーリーズを配信するときに心がけること

 また、ストーリーズを配信する際に心がけるべきポイントは3つあります。

▼「ストーリーズ」を配信する際に、心がけるべきポイント
・配信量を調整する
・24時間の間隔を空ける
・リアルタイム・迅速な配信を心がける
 

配信量を調整する



1日に何十枚も投稿を続けると、ユーザーにとってはノイズになる可能性が高いです。1日の投稿目安はだいたい2~3枚にしておくのがおすすめです。

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24時間の間隔を空ける



毎日ストーリーズを投稿する場合は、前日の投稿が消える24時間を過ぎてから投稿するのがおすすめです。ユーザーがストーリーズを見た際に、前日の古い投稿をタップして飛ばす煩わしい作業を軽減するためです。
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リアルタイム・迅速な配信を心がける



イベントやキャンペーンなどは、開始初日・最終日など常にリアルタイムな配信を心がけましょう。ユーザーが投稿を見ても参加ができない状況に陥ると、それもストレスのひとつとなります。
またトラブルシューティングの際は、ストーリーズを活用して迅速かつ丁寧に対応することでアカウントへの信頼度を高めることができます。

▼偽アカウントが出現した際は、ストーリーズでいち早く注意喚起することが重要

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まとめ

 「ストーリーズ」はユーザーと簡単にコミュニケーションをとることができ、アカウントへの信頼度や親近感を高めてくれる、アカウントにかかせない機能です。

そして現在のInstagramアルゴリズムは、フォロワー数やリーチ数だけではなく、投稿に対するユーザーの反応アカウントとの関係性を重要な指数としています。

今後、自社アカウントをさらに大きく、より多くのユーザーに支持されるようにするために、「ストーリーズ」を最大限活用し、フォロワーと良好な関係を築いていきましょう。

Instagramアルゴリズムの変化に対応し、のエンゲージメントを高めるアカウント運用方法を前回記事にてご紹介しています。こちらもぜひお役立てください。

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■執筆者プロフィール

株式会社ADDIX ソリューション事業部
中村 碧 / Aoi Nakamura


全化粧品メーカーのデジタルマーケティング担当として、自社ブランドのSNSアカウント運用やデジタル販促業務に約3年間携わる。投稿コンテンツの企画から動画撮影・編集、インスタライブなどの総合的な運用により、Instagram・Twitterフォロワー数の増加(約5万人増)に貢献。ADDIX入社後は、アカウントディレクターとしてクライアントのSNSサポートや広告運用を担当している。


 

Topics: SNSマーケティング