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2022年6月SNS最新ニュースまとめ~Instagram ピン留め機能リリース、長文投稿「Twitter Notes」テスト開始など~

Posted by ADDIX on Jul 8, 2022 11:05:27 AM

2022年6月の各SNSプラットフォームの最新ニュースです。

Instagramでは、投稿(フィードおよびリール)のピン留め機能のリリースやリール動画の最長90秒への延長、ストーリーズへの新スタンプ「絵文字リアクション」追加が発表になりました。

Twitterでは、長文ブログ投稿機能「Twitter Notes」のテスト開始やショッピングに関する2つの新機能(新商品情報のリマインドが受け取れる「Product Drops」、Shopifyとの提携)と、Twitter広告のキャンペーン効果を予測する「キャンペーンプランナー」提供開始の話題が。

また、TikTokからは、スクリーンタイムダッシュボードなど視聴時間管理のための2つの新機能が発表されています。

※本記事は、2022年6月時点の情報をもとに作成しています。

 

  

 

1. Instagram

 

ピン留め機能がリリース




FacebookやTwitterではお馴染みの機能となっていますが、Instagramでも投稿をピン留めし、アカウントのトップに固定表示する機能が6月7日(米国時間)に正式リリースされました。この機能はフィードとリールで使用可能です。


 

ピン留めのやり方は以下の通り。

①ピン留めしたい投稿を開き、右上の「…」をタップ

②「プロフィールに固定」


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固定を解除する際は、
②で「プロフィールから固定解除」で固定の解除が可能。
なお、ピン留めは最大で3投稿可能となっています。

キャンペーン投稿や、特に見せたい投稿の訴求に活用できる機能ですね。


 

Reels(リール)で最長90秒までの動画が投稿可能に




米Meta(旧Facebook)は、6月2日(米国時間)、InstagramとFacebookで提供しているショート動画サービス「Reels(リール)」で投稿可能な動画の長さを60秒から90秒に延長したと発表。


TikTokでは今年の3月に最大10分までの動画をアップロード可能になっていることから、今後Instagramでもさらにアップロード可能な動画の長さが延長されると予想されます。

 

 

Stories(ストーリーズ)に新スタンプ「絵文字リアクション」が追加




Instagramのストーリーズで投稿時に使えるスタンプに、「絵文字リアクション」が新たに追加されました。

 

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リアクションスタンプは「+」ボタンから選択し、カスタマイズして投稿可能。

 

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ストーリーズを閲覧したユーザーは、絵文字リアクションスタンプをタップしてリアクションできます。タップしてもDMは送信されませんが、投稿したユーザーは、誰がリアクションしたかを確認することができます。

 

 

2. Twitter

 

長文(2500文字)コンテンツ投稿機能「Twitter Notes」テスト開始




米Twitterは、6月22日(米国時間)、画像やツイートも組み込める長文ブログ投稿機能「Twitter Notes」のテストを開始したと発表。現在、北米・英国・ガーナの一部のユーザー(主にライター)でテスト中とのことです。


「Twitter Notes」では、本文は2500文字まで投稿可能で、画像、GIF動画、ツイートなどを挿入できます。

投稿するとタイムラインに「Note card」として表示され、ユーザーはこのカードをタップすることでNote全体を開くことができます。

 

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画像出典:
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/23/news085.html



「Twitter Notes」は現時点(テスト段階)では無料で利用できるようです。

 

 

新商品情報のリマインダー機能「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」




Twitterが新機能「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」を米国の一部利用者に提供開始

Product Dropsは、購入者が製品販売に関する情報を見逃さないための機能です。企業がTwitterで新製品の発表をする際などに、フォロワーやファンにリマインダー通知の設定を促します。

 

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画像出典:
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2022/introducing-product-drops

 

企業(販売者)が「Product Drops」で発売予定の商品についてツイートすると、ツイートの最後に「Remind me(リマインドミー)」ボタンが表示されます。

ユーザー(購入者)がこのボタンをタップすると、発売日に再度通知するリマインダーを設定。発売開始時間の15分前と開始直後にアプリ内通知が表示されるので、販売者のWebサイトで商品を早く購入することができます。

現在「Product Drops」を表示、活用できるのは、iOS端末を使用して英語でTwitterを利用している米国内の利用者のみ。

Twitterでは一部のマネージドパートナー(Twitterが支援している広告主)である、@Dior@Fossil x @JeffStaple@HomeDepot@LEGO_Group@unionlosangelesと検証を行っているとのことです。

 

 

Shopifyと提携してプロフィール上で商品販売が可能に




Twitterは、オンラインストア構築サービスを提供するShopifyとパートナーシップを締結。
Shopifyでオンラインストアを所有する販売者は、TwitterのアカウントとShopifyのアカウントを連携することで、Twitterで直接商品を販売できるようになります。

 

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画像出典:
https://business.twitter.com/en/blog/shopify-partnership.html

 

アプリは15分ごとにShopifyの商品カタログと自動で同期されるため、販売者はTwitter上で商品情報を手動で更新する必要がなくなります。

Twitterは、プロフィール欄で直接商品を購入できる「Twitterショップ」を設置できるショッピング機能「Shop Spotlight」のテストを開始していますが、TwitterのアカウントとShopifyを連携させることで、販売者はShopifyのオンラインストアの商品一覧をそのままTwitterショップに表示可能なため、連携によって販売者の運用コスト削減にもつなげることができそうです。

 

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画像出典:
https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2022/twitter-shops-more-space-to-shop


 

キャンペーン効果を予測する「キャンペーンプランナー」を提供開始




オークション型のTwitter広告(キャンペーン)において、配信前にどのくらいの効果を獲得できるかを予測できる「キャンペーンプランナー」。

Twitterでは2021年11月よりテストを行っており、6月23日(日本時間)、米国、英国、日本のすべてのマネージドパートナーに対する提供開始を発表しました。

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画像出典:
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/marketing/2022/launching-campaign-planner

 

キャンペーンプランナーを利用すると、指定した「ターゲットオーディエンス」「配信期間」「フリークエンシー設定」「プレースメント」「予算」に対して、「リーチ」「インプレッション」「平均フリークエンシー」「CPM」を予測。ターゲットオーディエンスにリーチするためにどの程度の広告予算が必要かを、プランニングの段階で把握しやすくなります。

なお、広告主がこの「キャンペーンプランナー」を使用する際は、担当Twitterクライアントパートナーを通じてキャンペーンプランナーの利用を申請する必要があります。

 

 

3. TikTok

 

スクリーンタイムダッシュボードなど、視聴時間管理のための2つの新機能を発表




現在、ユーザーの平均視聴時間は67分*と言われているTikTok。
(*TikTok_2021Q4_MediaGuideより)

そんなTikTokが6月9日、試聴時間を管理するための2つの新機能を発表しました。

 

1)スクリーンタイムダッシュボード

ユーザーに自身のTikTok視聴時間に関するデータを提供する機能。

ユーザーは、1日にTikTokを視聴した時間、TikTokを開いた回数、日中と夜間の使用状況の内訳を確認することができます。週ごとに通知を設定し、自分のデータを確認することも可能です。


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(2)視聴時間制限モード

1度の視聴時間を管理することができる機能。

TikTokにはすでに1日の視聴時間を制限できる機能がありますが、1度の視聴時間を管理できる機能が導入されました。

休憩時間を定期的に設定でき、ユーザーが設定した一定の視聴時間を過ぎると、ポップアップを表示して休憩を取るよう促すものです。

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画像出典:
https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/screentimetool



これらの機能について、TikTokは「デジタル機器やアプリと良い関係を築くには、視聴時間を測るだけでなく、使い方を自分でコントロールし、オンラインで過ごす時間を豊かな生活のサポートとしていくことが重要です」としています。

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Topics: SNSマーケティング, SNSニュース