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2022年2月SNS最新ニュース|Instagram 3DアバターとStories「いいね」導入、Twitter長文機能テスト、Meta時価総額急減など

Posted by ADDIX on Mar 7, 2022 4:12:06 PM

※本記事でご紹介の内容は、記事公開時(2022年3月)の情報を基に作成しています。

 

 

1.Instagram

(1)3Dアバター導入

米Meta(旧Facebook)は2022年1月31日(現地時間)、同社の3DアバターをInstagramに導入。さらに、既に提供していたFacebookとMessengerアプリのアバターもアップデートしたと発表しました。

出典:
https://twitter.com/instagram/status/1488217907909697539


アバターは髪型や服装などを自由に設定可能。
完成したアバターは、Facebookのプロフィール画像のほか、ステッカーやフィード投稿に利用することができます。


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出典:Meta

 

(2)StoriesにDMが飛ばない「いいね」機能を追加



Storiesの「いいね」機能は、2021年12月から一部のユーザーでテストが行われていましたが、2022年2月15日に正式リリースとなりました。

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これまでは、Storiesの投稿に何かしらのリアクションをすると、投稿者へダイレクトメッセージやリアクションスタンプが送信されていました。今回の新機能によって、DMを送信することなく「いいね」が可能となり、Feed投稿への「いいね」に近いリアクションを送ることが可能になります。

送ることができるリアクションは「いいね(ハート)」のみ。そのStoriesの投稿者にだけ「いいね」があったことがわかります。

 

出典:
https://twitter.com/instagram/status/1493319660078460929

「ファンとのコミュニケーションを強化! Instagramストーリーズ活用法」記事はこちら


 

2.Facebook

(1)短尺動画「Reels(リール)」がFacebookでも正式提供開始

米国時間2022年2月22日、「Facebook Reels」が世界150カ国以上で公開されました。
Instagram同様に、最長60秒間の短編動画が作成可能です。

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出典:Meta

 

クリエイターは短編動画コンテンツをFacebookでシェアしたり、InstagramのReelsをFacebookにクロス投稿することも可能に。

また、広告収益のシェアやファンからのサポートなど、継続的に収益を上げるためのオプションも導入し、Facebook Reelsによる収益化の方法も追加されています。

 

BWRITE_202202_SNS_news_6出典:Meta

 

(2)Metaの仮想通貨プロジェクト「Diem」が終了



米Meta(旧Facebook)が2019年6月に「Libra」として発表した暗号通貨「Diem」のプロジェクトが終了しました。DiemはMetaが主導する仮想通貨として「Libra」という名称でスタート。その直後に創設パートナーのうちの5社がプロジェクトを離脱するなど多くの困難に見舞われました。2020年12月には当初の目標を縮小し、Diemに名称変更しています。

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画像出典:
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1384989.html

 

規制面でも、各国当局の賛同を得ることが難しく、米国議会では、MetaのCEO Mark Zuckerberg氏に対してDiem終了を要請する議員も見られました。

プロジェクト管理のために立ち上げられた組織「Diem Association」のCEOを務めるStuart Levey氏は、米国時間2022年1月31日、ブロックチェーンベースの決済ネットワーク「Diem Payment Network」の運営に関連する知財を含むすべての資産を、米Silvergate Capitalに売却すると発表。買収総額は約2億ドルです。
この資産売却により、Metaが推進していた仮想通貨プロジェクトは実質的に終了しました。

Diemは終了しましたが、一方で、デジタル通貨の取り組みはビジネスのトレンドになりつつあります。現在Jack Dorsey氏率いる米国の決済サービス企業「Square」など、世界中の多くの企業が仮想通貨への参入を図っています。


BWRITE_202202_SNS_news_8(※2019年6月にLibraを発表した際のパートナー)

画像出典:
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1384989.htm

 

(3)Metaの時価総額が約29兆円減少



米Meta(旧Facebook)の2021年10-12月期決算が市場の期待を下回り、翌日の米国市場では株価が約26%下落。約29兆円もの時価総額を失う結果となりました。
米株式市場で、1日としては過去最大となる時価総額の急減です。

 

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報告書によると、Metaの中でAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などのメタバース事業を担当する「Reality Labs」部門が通年で100億ドルを超える大きな損失になったとされています。

また、2021年第4四半期には、FacebookのDAU(デイリーアクティブユーザー)が初めて減少。全世界で19億3000万人から19億2900万人となり、2021年第3四半期比100万人の減少。これらもネガティブな要因となっています。

 

BWRITE_202202_SNS_news_10画像出典:Meta決算資料

 

3.Twitter

(1)長文記事を投稿できる新機能をテスト中か?

Twitterが、140文字を超える長文記事を投稿できる「Articles」という新機能を計画している可能性があります。

この新たな機能は、Twitterに今後追加される機能をいち早く発見することで有名な、テクニカルライターJane Manchun Wong氏のツイートで注目されました。

 

Twitter is working on "Twitter Articles" and the ability to create one within Twitter
Possibility a new longform format on Twitter pic.twitter.com/Srk3E6R5sz
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) February 2, 2022

  (※このTwitterアカウントは現在は削除されています。)

将来的には現在の文字制限140文字を超えて、Twitterで記事や長文の投稿ができるようになるかもしれないですね。

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Topics: SNSマーケティング, SNSニュース