【基本を解説】LINE公式アカウントの開設方法は？設定の手順や設定項目をご紹介

LINE公式アカウントは、LINE上で企業や店舗のアカウントを作成できるサービスです。ユーザーに情報を直接届けることができ、30万件を超える企業や店舗が利用しています。

LINE公式アカウントを新たに開設したいとお考えの方に、開設方法や基本の設定項目を解説します。

※LINE広告については、こちらの記事で解説しています。ご参照ください。
https://blog.addix.co.jp/22711

※本記事ご紹介の内容は、2022年9月時点の情報や管理画面となります。

日本国内のLINE月間アクティブユーザー（MAU）は、2022年3月時点で9,200万人。日本の総人口の約70％（※1）が日常的に利用するコミュニケーションアプリです。

LINE公式アカウントは、このLINE上でビジネス用アカウントを作成できる法人向けサービス。友だち追加してくれたユーザーに対して、メッセージ配信、チャット、通話などで直接情報を届けることができます。

※画像出典：
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-1/

（※1）⽇本の総⼈⼝1億2,544万3,000⼈(2021年11⽉1⽇現在(確定値) 総務省統計局)に基づいた計算値。

LINE公式アカウントには、「認証済アカウント」と「未認証アカウント」があります。

アカウント開設後に申請し、LINEによる所定の審査を通過することで「認証済みアカウント」となります。

認証済アカウントでは、LINE内で公式アカウント検索結果にも表示され、一部の機能や決済手段などが拡張されます。

認証済アカウントのうち特に優良と認められたアカウントは「プレミアムアカウント」となります。ただし「プレミアムアカウント」の認定基準は公開されていません。

各アカウントは、アカウントバッジの色が異なります。

画像出典：
https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/account-type/

LINE公式アカウントの料金プランは、「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダートプラン」の3種類。初期費用は無料です。

月額固定費はそれぞれ、「フリープラン」が無料、「ライトプラン」5,000円、「スタンダートプラン」15,000円です。

料金プランによって、無料メッセージ通数と追加メッセージ料金が異なりますので、月に何件くらいのメッセージを送信するか事前に検討が必要です。

※メッセージは、最大3吹き出しまで1通として送信可能。
※チャットや応答メッセージ、あいさつメッセージなどはメッセージ通数には含まれません。

また、アカウント作成後の初期ID（ベーシックID）は英数字ランダムの組み合わせとなります。「プレミアムID」を取得し、企業名やブランド名など（例：@ADDIX）の検索がしやすいIDに変更するためには別途費用がかります。

 LINE公式アカウントは、下記の流れで開設します。

LINE for Businessの「【公式】LINE公式アカウント」ページから「LINE公式アカウントの開設はこちら」をクリック。

もしくは、LINE for Businessヘッダーにある「アカウントの開設」をクリックして「アカウントの開設（無料）」ページへ。「LINE公式アカウント開設 (無料)」をクリックします。

下記の画面にて「アカウントを作成」をクリックし、「LINEビジネスID」に登録します。

「個人のLINEアカウント」もしくは「メールアドレス」で、LINEビジネスIDに登録します。

※LINEビジネスIDをすでにお持ちの場合：
「LINEアカウントでログイン」または「ビジネスアカウントでログイン」をクリックしてログインします。

※LINEビジネスIDについては、こちらの記事をご参照ください。
https://blog.addix.co.jp/227151

管理画面（LINE Official Account Manager）にログインし、「LINE公式アカウントを作成」をクリックします。

アカウント作成フォームに、アカウントの情報を入力します。
入力項目は下記です。

■アカウント作成フォームの項目

アカウント名　※必須
・LINEの友だちやトーク画面に表示する名称
・20文字以内

メールアドレス　※必須
・初期設定はLINEビジネスIDに登録したアドレス
・変更可能
・200文字以内

会社・事業者の所在国・地域　※必須
・設定した国・地域がアカウントのプロフィールなどに表示
・選択式

会社/事業者名　任意

業種　※必須
・「大業種」と「小業種」を選択

「アカウント認証をリクエストする」をクリックして、認証を申請します。

※「あとで認証を行う」をクリックすると管理画面にログインできます。

「アカウント認証のリクエストをした後、または「あとで認証を行う」をクリックして、管理画面にログインします。

最初にまず「ホーム」タブが表示されます。タブは下記の5種類です。

■管理画面「設定」項目

基本項目

情報の公開

機能の利用

  アカウント情報

 

管理画面「設定」から、項目を一覧表示できます。

▼管理画面「設定」

設定項目が多いため、最初はまず「ホーム」から「やることリスト」を確認し、ガイドに従って設定を行うのもおすすめです。

LINE公式アカウントは、日本国内でコミュニケーションインフラとなったLINE上で、企業や店舗が好意的なユーザー（＝ファン）と直接つながることができる手法の一つです。

LINE広告やLINEミニアプリなどの他のサービスとの連携利用で、ユーザーとの良好な関係を継続しながら、よりファンを増やすことも可能です。

実際に公式アカウントの運用を開始するには、基本の設定以外にも「リッチメニュー」や「自動応答メッセージ」などを設定する必要があります。記事でご紹介した「アカウント開設」から「開設後に必要な設定」について資料にまとめました。

下記よりダウンロード可能です。

＼LINE公式アカウント初期設定のポイントがわかる／
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