日本国内で月間9,200万人が利用(※)するLINE。
集客や販促などマーケティング目的での活用が増えており、2022年3月時点で、企業・店舗によるLINE公式アカウントは約37万アカウント、アクティブアカウント数は前年同期比で135%となっています。
LINE公式アカウントやLINE広告を始める際に、最初のステップとなるのが「LINEビジネスID」の登録です。
本記事では、「LINEビジネスID」の登録方法や注意すべきポイント、登録が必要なサービスについてご紹介します。
(※)2022年3月末時点 LINE情報
※本記事の内容は、2022年6月時点の情報をもとに作成しています。
※「LINE広告の基本」はこちらの記事をご覧ください。
【目次】 |
1. LINEビジネスIDとは? |
LINEビジネスIDは、LINEが提供する法人向けサービスの共通認証システムです。各サービスの管理画面に、同じIDとパスワードでログインすることができます。
LINEビジネスIDとは、LINEが提供するビジネス向け、または開発者向けの各種管理画面にログインができる共通認証システムです。 |
(※引用元:https://faq.linebiz.com/help/s/article/000001155?language=ja)
2. LINEビジネスIDの登録が必要なサービス |
以下のサービスでは、各管理画面へのログインにLINEビジネスIDを使用します。
アカウント作成には、LINEビジネスIDの登録が必要です。
LINEビジネスIDが未登録の場合、まず最初にLINEビジネスIDへの登録からスタートし、サービスのアカウント作成をします。
※スマートフォン上でLINE公式アカウントアプリから、LINEビジネスIDが未登録の個人LINEアカウントと連携を行った場合、LINEビジネスIDへの登録画面は表示されませんが、そのLINEアカウントでLINEビジネスIDが新たに作成されます。
すでに他のサービスでLINEビジネスIDに登録済みの場合は、そのIDでログインしてアカウント作成を進めることができます。
▼LINEビジネスID登録画面
3. LINEビジネスIDの登録にかかる費用 |
LINEビジネスIDの登録や利用自体は無料です。
各サービスの利用によって料金がかかる場合がありますので、各サービスの料金プランをご参照ください。
例えば、公式アカウントでは、有料プランの利用や無料の範囲を超える場合は費用がかかってきます。またLINE広告では、広告配信に費用がかかります。
4. LINEビジネスIDの登録方法 |
LINEビジネスIDの登録方法は、「LINEアカウントで登録」「メールアドレスで登録」の2パターンがあります。
登録はPCからでもスマートフォンからでも可能です。
各サービスページから、申込手順に従ってLINEビジネスIDの登録を行ってください。
(1)LINEアカウントで登録
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「LINEアカウントで登録」を選ぶと、個人のLINEアカウントと連携されたLINEビジネスIDが作成されます。
公式アカウントの開設では「LINEアカウントで登録」すると、連携した個人アカウントに、作成した公式アカウントが自動で友だち追加されます。トークルームでの送信テストやプロフィールページの確認ができますので、「LINEアカウントで登録」がおすすめです。
メインで利用している個人LINEアカウントとLINEビジネスIDを連携させたくない場合には、あらかじめ連携用の個人LINEアカウントを別に用意しておく方法もあります。
▼LINEアカウントで登録
※スマートフォンからLINE公式アカウントのアプリで個人LINEアカウントとの連携を行った場合にも、「LINEアカウント」でビジネスIDが作成されます。
※個人のLINEアカウントと紐付けした際、個人アカウントの友だちに通知が届く、作成した公式アカウントに個人アカウントの情報が表示される、といったことはありません。
(2)メールアドレスで登録
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「メールアドレスで登録」を選ぶと、メールアドレスと連携したLINEビジネスIDが作成されます。
メールアドレスのみでログイン可能なLINEビジネスIDのアカウントは、ビジネスアカウントとも呼ばれます。メールアドレスで登録後に、LINEアカウントとも連携することが可能です。
「メールアドレスで登録」をクリックすると表示される入力画面に、登録したいメールアドレスを入力し、「登録用のリンクを送信」をクリック。入力したメールアドレス宛に登録用のリンクが送信されます。
※個人のLINEアカウントでLINEビジネスIDを作成したくない場合や、会社のメールアドレスで登録したい場合には「メールアドレスで登録」します。
※LINE広告のアカウント作成では「メールアドレスで登録」がデフォルトです。
▼メールアドレスで登録
▼メールアドレス入力画面
「LINEアカウント」と「メールアドレス」は両方に連携可能
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どちらの方法で登録した場合でも、LINEビジネスIDの作成後に「LINEアカウント」と「メールアドレス」の両方に連携させることができます。
両方に連携すると、「LINEアカウント」と「メールアドレス」のどちらでもログイン可能になります。
利用中のLINEビジネスIDが、どのLINEアカウントやメールアドレスと連携しているかは、LINEビジネスIDのプロフィールや、各サービスの設定から確認できます。
▼LINEビジネスIDのプロフィールへのリンク
▼LINEビジネスIDのプロフィール
(メールアドレスが未設定で、個人LINEアカウントとのみ連携されている場合)
▼LINEビジネスIDのプロフィール
(個人LINEアカウントとメールアドレスの両方に連携されている場合)
5. LINEビジネスIDの注意点 |
LINEビジネスIDを削除すると復元できない
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LINEビジネスIDを削除すると、削除前に作成した公式アカウントやLINE広告の管理画面にはログインできなくなります。
なお、一度削除したLINEビジネスIDと同じ登録情報(LINEアカウントやメールアドレス)で再度LINEビジネスIDに登録することはできますが、ログインしても管理画面にID削除前の情報は残っていません。
LINEビジネスIDのプロフィールで「アカウントを削除」をクリックし削除をすると、元に戻すことはできません。このアカウントを削除しますか?」という確認メッセージが表示されます。
▼LINEビジネスIDのアカウントを削除
▼LINEビジネスID削除時の確認メッセージ
LINEビジネスIDに連携したLINEアカウントは変更できない |
LINEビジネスに連携した個人LINEアカウントは変更できません。
また、LINEビジネスIDに一度でも登録した個人LINEアカウントは、別のLINEビジネスIDに登録することはできませんので注意が必要です。
LINEビジネスIDでのログインは直接だとエラーになることがある |
LINEビジネスIDのログインページに直接またはブックマークなどで訪れると、「このURLは無効です」と表示され、エラーになることがあります。
その場合、利用したい各サービスページや、LINE for Businessの「管理画面ログイン」ページからログインするようにします。
今回は、ビジネス目的でのLINE活用の第一歩となるLINEビジネスIDについてご紹介しました。
幅広いユーザー層が日常的に利用するLINEは、企業や店舗にとって、顧客とつながるための欠かせないツールとなっています。ぜひお役立ていただけますと幸いです。
ADDIXでは、LINE公式アカウントやLINE広告など、SNSでのアカウントや広告運用をご支援しております。LINEの活用にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。