店内にあふれる、北欧生まれのカラフルな雑貨。迷路のような通路。フライングタイガーの魅力の1つに、遊び心満載のストア内を回遊する楽しさがあります。
2021年3月に公開されたVRコンテンツ「バーチャルストアツアー」は、このフライングタイガーのストア体験の楽しさを、VR技術によってオンラインで疑似体験を可能にしたものです。
企画のベースには、新しいコミュニケーション手法にトライしたいフライングタイガー側の想いと共に、フライングタイガーの各公式アカウントをフォローするファンの「店舗を見たい」というニーズがありました。
フライングタイガーではInstagram、Twitter、LINE、Facebookなど複数のSNSで公式アカウントを運用していますが、ストア内の写真や動画などの投稿に対しては、フォロワーからの好意的な反応が多い傾向が見られました。投稿に反応した「私の地域にも出店してください!」といったコメントも少なくありません。
そこでフライングタイガー未出店エリアの方や、しばらくお店に来店できていない方に対して、オンラインでフライングタイガーの疑似ストア体験を楽しんでいただきたい、というところから今回のVRコンテンツが生まれました。
撮影モデルとしてバーチャルストアツアーの舞台に選ばれたのは、新宿フラッグスストアです。新規オープンのストアなどいくつかの候補案の中から、店内の広さや通路・商品の配置などを基準に選ばれました。
今回の企画では、ストア体験の楽しさに、さらにちょっとした遊びをプラスする仕掛けが盛り込まれています。
バーチャルストアの店内には、フライングタイガーのオリジナルキャラクター「Mr. T(ミスターティー)」のアイコンが隠れています。その数は、全部で17個。各SNSでのこの企画の告知では「17個ありますので、探してみてね!」といった呼びかけが行われており、イベント感を盛り上げる要素の1つとなっています。
「Mr. T」のアイコンは、各カテゴリーの定番商品やおすすめ商品に付いており、クリック(タップ)すると商品紹介ページが開くように設定されています。さらにそこから、公式サイトの商品詳細へ遷移することもできます。
「Mr. T」がついた商品は、ユーザーにとって手が届きやすい、アクセスしやすいものが選ばれています。具体的には、どこの店舗にも在庫がありそうな商品で、かつ、オンラインストアでも取り扱いがあることを基準にセレクトされました。
(※画像出典:フライングタイガー公式サイト「バーチャルストアツアー」お知らせ)
フライングタイガーの「バーチャルストアツアー」を紹介していきます。
俯瞰図:ツアーの始まり
バーチャルストアツアーは、新宿フラッグスストアの俯瞰図から始まります。
(※画像出典:フライングタイガー公式サイト「バーチャルストアツアー」お知らせ)
入口すぐの新商品エリア
俯瞰図から、新宿フラッグスストア入口すぐの「新着商品」エリアにカメラが移動。フロアの上空から店内へと急降下して降りてきたかのような演出です。この画面から、オンラインでのストア体験がスタートします。
(※画像出典:フライングタイガー公式サイト「バーチャルストアツアー」お知らせ)
カテゴリー
画面下部に並ぶ「知育玩具」「オフィス」などのカテゴリーをクリック(またはタップ)すると、通路を回って、そのカテゴリーの商品が並ぶエリアまでカメラが移動します。かけ足で店内を見て回るような、高速での店内回遊体験ができます。
たとえば、「新着商品」エリアで赤枠部分の「オフィス」をクリックすると・・・
(※画像はバーチャルストアツアーより。「新着商品」エリア。)
店内の通路をカメラが高速移動し、「オフィス」カテゴリーの陳列エリアまで連れて行ってくれます。
(※画像はバーチャルストアツアーより。「オフィス」カテゴリー陳列エリア。)
床の上の白いアイコン
床の上にある白いアイコンを押すと、その位置まで進むこともできます。
(※画像出典:フライングタイガー公式サイト「バーチャルストアツアー」お知らせ)
各カテゴリーエリア内の「カテゴリー」アイコン
それぞれのカテゴリーエリア内で表示される白丸に二重丸を重ねたような形の「カテゴリー」アイコンをクリック(タップ)すると、公式サイトのカテゴリーページに遷移します。
(※画像出典:フライングタイガー公式サイト「バーチャルストアツアー」お知らせ)
俯瞰図への切り替え
画面中央の「フライングタイガー」という文字の右横にある、回転する立方体のようなアイコン(※下図の赤枠内)をクリック(タップ)すると・・・
(※画像はバーチャルストアツアーより。回転する立方体のようなアイコンをクリック。)
表示が、俯瞰図に切り替わります。
(※画像はバーチャルストアツアーより。俯瞰図に表示が切り替わる。)
今回のフライングタイガーのVRコンテンツは、SNSでも人気のコンテンツである「ストア」をVRで疑似体験させる試みでした。ユーザーに人気のあるコンテンツをVRという新たな手法で提供し、ユーザー接点を強化した事例と言えるでしょう。
高額で敷居が高いイメージのVRですが、近年様々なプレイヤーが参入し、手が届きやすい施策の1つとなってきています。内容によって大きく変動しますが、費用的には数十万円から作成可能です。「VRを使ってみたいけど、何をどうしたらいいのかわからない」という場合には、共にプランニングしてくれるパートナー企業の活用という方法もあります。
弊社ADDIXは、SNS運用支援をはじめとするデジタルマーケティング領域で数多くの実績があります。「VRに興味はあるけど、どう使ったらいいかわからない」方から、「VRの活用とSNS運用で、ファンのエンゲージメントを高めたい」方まで。VRの効果的な活用法だけにとどまらない、デジタルマーケティング施策を総合的にご提案できますのでご相談ください。
■関連サイト:
フライング タイガー コペンハーゲン公式ブログ
https://blog.jp.flyingtiger.com/
「バーチャルストアツアー」コンテンツ
https://bit.ly/ftcvr_other
公式ブログ『「バーチャルストアツアー」コンテンツ公開』お知らせ
https://blog.jp.flyingtiger.com/news/zebrajapan-flyingtigercopenhagen-1614650795989-apparelcloud.news-a157f57c-15a3-431b-b499-b3f127beaee4
「フライング タイガー コペンハーゲンVR店舗」資料
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