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10代女子が興味を持つきっかけとなるSNSは「Twitter」。SNSコンテンツ調査10代編(2)

Posted by ADDIX on Sep 13, 2017 7:34:45 PM

BWRITEでは2017年7月、SNSを利用する(※)15~49歳の女性400人を対象に「SNSコンテンツについての意識調査」を実施しました。今回はその中から10代編レポート第2弾をお届けします。彼女たちがSNSで商品やサービスに興味を持つきっかけとは?
※事前調査でTwitter、Facebook、Instagramのいずれかのアカウントを持っているとお答えの方。

(第1弾レポート記事はこちら:https://blog.addix.co.jp/178241

■「SNSで知って、実際に行ったり購入したことがある」4割超。SNSでは「Twitter」が7割。

スマホとともに日常を送っている10代の女性たち。今回の調査では、実に4割超がSNS上で知った店舗やイベント、商品、サービスについて、「実際に行ったり、購入したことがある」と答えました。

SNS上の情報を見て、商品やサービスに「興味を持ったことは全くない」のは14%にとどまり、その多くがSNS上の情報から興味を持った経験があるようです。

<Q:あなたは、SNS上の投稿や広告で知った「店舗やイベント、商品、サービス」などに興味を持ったことがありますか。>

「実際に行ったり、購入した」「興味を持った」ことがある人に、直近の1回についてきっかけとなったSNSを聞いたところ、Twitterが7割超と圧倒的な1位でした。以下、Instagram(17.4%)、LINE(7.0%)と続いています。

<Q:「店舗やイベント、商品、サービス」などに興味を持ったきっかけになったSNSは?>
(※複数回経験のある方は、直近の1回について回答。)

■「有名人」より、「リアルな知り合い」「企業アカウント」「リツイート」「広告」が影響大?!

きっかけになった投稿を投稿者別で見ると、広告やリツイート、シェア、リポストなどで見た「フォローしていないアカウント」の投稿や、「フォローする企業公式アカウント」「リアルな知り合い」の投稿が上位でした。

リアルな知り合い以外のフォローしている人、たとえば、著名人やインフルエンサーなどから商品やサービスを知るケースはあまり多くはないようです。

<Q:興味を持ったきっかけになったSNS上の投稿や広告は、どのようなアカウントのものでしたか。>
(※複数回経験のある方は、直近の1回について回答。)

<Q: 商品やサービスに興味を持った「フォローしていないアカウントの投稿/広告」は、どのようにして知りましたか。>
(※複数回経験のある方は、直近の1回について回答。)

■興味をひくのは「おいしそう!」「楽しそう!」と感じる「インパクトのある画像」。

きっかけとなったコンテンツの形式では「画像メインの投稿」が大半を占めました。

<Q: 商品やサービスに興味を持ったきっかけになった投稿や広告はどんな形式のものでしたか。>
(※複数回経験のある方は、直近の1回について回答。)

では実際、どんな投稿が興味をもつきっかけとなったのでしょうか。実際の投稿内容を自由回答で答えてもらいました。

回答を見ると、限定スイーツの画像を見て「おいしそう」だと感じた、工場やイベントでのインパクトのある画像が目にとまったなど、画像によって興味をかきたてられたという声が目立ちます。タイムラインに流れる情報を眺めていて、インパクトのある画像の投稿がふと目にとまるケースが少なくないようです。

また7月という調査時期もあり、お気に入りブランドのセール情報が気になったという声もいくつかあがっています。

<Q:  商品やサービスに興味を持つきっかけになったSNS上の投稿や広告の、「投稿者」「内容」「興味を持った点」(自由回答コメント抜粋):自由回答>
~コメントの一部を抜粋(順不同)~

<Twitter>
「【投稿者】Candy Stripper【内容】セール【興味を持った点】安いならいきたいな~(19歳/学生)」
「【投稿者】マクドナルド【内容】新しい味のシェイク【興味を持った点】画像がとても美味しそうだった(19歳/学生)」
「【投稿者】ロート製薬【内容】スライム目薬【興味を持った点】大量のスライム型の目薬が流れている工場の写真がとてもインパクトがあって目に止まった。(18歳/パート・アルバイト)」
「【投稿者】Fashion press【内容】アイスモンスターの新商品情報【興味を持った点】美味しそうな写真がよかった(19歳/学生)」
「【投稿者】NIKE【内容】夏のセール【興味を持った点】自分の好きな製品が安く買えること(19歳/学生)」
「【投稿者】バブルラン開催企業【内容】昨年開催の様子【興味を持った点】写真に写ってる人がみんな楽しそうで、文を読んでみても参加したい!思い出になる!と思うものだった。(16歳/学生)」

<Instagram>
「【投稿者】ナイキ【内容】新商品の販売【興味を持った点】新しさ(19歳/学生)」
「【投稿者】リプトン【内容】リプトン フルーツティー【興味を持った点】期間限定オープン(19歳/学生)」
「【投稿者】小嶋陽菜【内容】22:market。お店ができるということ。【興味を持った点】小嶋陽菜がプロデュースだということ(18歳/学生)」

<LINE>
「【投稿者】セブンイレブン【内容】限定スイーツ【興味を持った点】大きさ、3日限定販売(18歳/学生)」
「【投稿者】X JAPAN【内容】ライブ2017 グッズ【興味を持った点】最新のライブの事(18歳/学生)」

■10代女子の興味を引くには、Twitterの活用と思わず目が留まる視覚的インパクトが必須!

SNSで興味のある商品やサービスなどに出会う状況からは、10代女子の多くがTwitterなどのタイムラインを流れる情報を流し見しながら、気になる情報をビジュアルで感覚的にチェックしている様子がうかがえます。

また、著名人やインフルエンサーの投稿よりも、純粋な広告や、リアルでの友人やフォローしている企業アカウントなどの投稿やリツイートによって興味をかきたてられることが多いようです。彼女たちにとって、信頼する人からの情報がリツイートで共有されるTwitterは、信頼できる情報が効率的にチェックできるメディアとして重宝されているように思われます。

スマホネイティブ世代の彼女たちは毎日大量の情報を処理し続けている中で、自分なりに有益で信頼のおける情報を素早く収集する方法をつかんでいます。SNS上で彼女たちに目をとめてもらうためは、目を引くような視覚的なインパクトのある魅力的なコンテンツを用意するとともに、Twtterを活用した情報発信が効果的といえそうです。

※次回、「SNSコンテンツについての意識調査【20~40代編】」第1弾レポートは9月下旬公開予定です。

<調査概要>
「SNSコンテンツについての意識調査【10代編】」(調査実施:BWRITE)
【実施期間】
2017年7月13日(木)~7月14日(金)
【調査対象・人数】
事前調査でTwitter、Facebook、Instagramのいずれかのアカウントをお持ちと回答した、Fastaskモニター会員の15~19歳女性100名(有効回答から100名を抽出)
【調査方法】
WEBアンケート方式
【調査企画・設計/調査主体】
BWRITE(運営:株式会社ADDIX)
【調査実施機関】
ジャストシステム「Fastask」

 


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