Instagram Storiesにおけるリンク設定は、これまでは企業アカウントしか利用できませんでしたが、個人アカウントでもリンク設定ができるようになったり、コラボ機能の実装など、10月はInstagramを中心としたアップデート情報が盛り沢山でした。Twitter、LINEの新機能も加え、10月のSNS最新ニュースを紹介していきます。
1. Instagram |
(1)ストーリーズ投稿にリンクを追加できる「リンクスタンプ」を全利用者に導入
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画像出典:Instagram
https://about.fb.com/ja/news/2021/10/linkaccessstickers/
前述の通り、Instagram Storiesにおけるリンク設定は、これまでは認証アカウントもしくは一定のフォロワー数を持つアカウントのみしか利用できませんでしたが、全てのアカウントでもリンク設定ができるようになりました。(非公開アカウントでも利用可能)
今年(2020年)8月末に実装された「リンクステッカー」からリンクの設定が可能です。企業は自社サービスや商品ページ、キャンペーンページなどへの遷移先を設定することが可能になり、新たなフォロワーの交流にも繋げられます。個人アカウントでも利用可能になったことで、投稿の幅が広がります。
参考:https://about.fb.com/ja/news/2021/10/linkaccessstickers/
(2)新機能「コラボ」がリリース
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画像出典:Instagram
https://about.fb.com/ja/news/2021/10/collab_superbeat_3d_dynamiclyrics/
リールやフィード投稿を、他のユーザーと共同で投稿できる新機能「コラボ」
投稿時に、共同投稿者に招待されたユーザーが承認を行うと、リールやフィード投稿のヘッダー部分に2つのアカウント名が表示され、双方のフォロワーに向けてシェアされます。
コラボ投稿イメージ:
再生数やいいね数は両方のアカウントの合計値でカウントされ、コメント欄は共通のものです。すでに、企業のコラボキャンペーンやインフルエンサーとのタイアップ投稿などで利用も開始されています。
(3)曲に合わせて簡単にリールを作成できる新エフェクトを導入
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画像出典:Instagram
https://about.fb.com/ja/news/2021/10/collab_superbeat_3d_dynamiclyrics/
簡単にリールを作成できるエフェクトとして、選択した曲のリズムにあわせて自動で動画を撮影できる「Superbeat」と、歌詞がARエフェクトになって表示される「Dynamic Lyrics」と「3D Lyrics」がリリースされました。
「Superbeat」「Dynamic Lyrics」、そして「3D Lyrics」を使うと、編集に時間を費やすことができないときでも、好きな曲に合わせた目を引くリールを簡単に作成することができます。
参考:https://about.fb.com/ja/news/2021/10/collab_superbeat_3d_dynamiclyrics/
(4)デスクトップから投稿が可能に
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Instagram投稿作業をしている方には、待望の機能!PC(デスクトップ)からも投稿が可能になりました。PCでアカウントを開き、右上の「+」から投稿作成が可能です。
動画投稿はもちろん、複数枚投稿も作成可能で、今のところスマホでできる機能は、PCにおいても実装されているようです。
PC投稿画面イメージ:
2.Twitter |
(1)「スーパーフォロー」をすべてのiOSユーザーに公開
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Following someone is cool but have you tried Super Following? Subscribe to your favorite creators on Twitter for access to a whole new world of Tweets.
— Twitter Support (@TwitterSupport) September 1, 2021
The option to Super Follow select creators is rolling out today on iOS in the US and Canada, and to more of you soon! https://t.co/s2WVO5hVXN
購読者限定のコンテンツをフォロワーに共有することで、毎月収入を得ることができる新しい機能「スーパーフォロー」が、全iOSユーザーに対して公開されました。
ユニークな視点や個性をTwitterで発揮してオープンな会話を喚起する人なら、誰でもスーパーフォローを活用でき、月額2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルから選択可能。今後ユーザーとのコミュニケーションコンテンツとしても活用できそうな機能です。
参考:https://iphone-mania.jp/news-416486/
スーパーフォローとは?https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2021/introducing-super-follows
3.LINE |
(1)2021年冬に「タイムライン」が一新し、動画プラットフォーム「LINE VOOM」に
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最後は、LINEニュースです。
「タイムライン」が一新して、今冬に動画共有「LINE VOOM」になるという注目のニュースが発表されました。
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— LINE (@LINEjp_official) November 1, 2021
2021年冬、タイムラインは「LINE VOOM」に生まれ変わります‼️
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個性あふれるクリエイターをフォローして、自分の好きな動画を楽しめるプラットフォームに進化します📱✨
🙇 皆さまにより良いサービスをお届けするために準備中ですので、リリースまで今しばらくお待ちください...! pic.twitter.com/djdIFDc38b
✔︎タイムラインの表示コンテンツが、LINEの友だちの投稿ではなく、自分が興味関心を持ってフォローしているクリエイターの投稿が流れる形式に変わる予定
✔︎予告動画によると、TikTokやInstagramリールのように縦型動画を連続で視聴できるフォーマットになっていて、似たユーザー体験を目指しているように見える
LINEのタイムラインは友だちベースではなく、自分の関心が高いクリエイターをフォローしていくということになるため、Instagramに近いスタイルになりそうです。今後の続報に注目です。
参考:https://timeline-event-info.landpress.line.me/event/timeline_renewal