STAY HOMEでもデジタルでファッションは楽しめる!新ブランド「ル フォワイエ」のあつ森キャンペーン事例

STAY HOMEでもデジタルでファッションは楽しめる!新ブランド「ル フォワイエ」のあつ森キャンペーン事例

コロナ禍は、国内外のファッション業界に大きな影響を与えました。自粛により店舗を軸としたアプローチが難しくなる一方で、デジタル上でファッションを楽しむトレンドも生まれています。

2020年春にデビューした新アパレルブランドLE FOYER(ル フォワイエ)では、ステイホーム下で一大ブームとなったゲーム、Nintendo Switch「あつまれどうぶつの森」内で、自社ブランドの春夏コレクションをマイデザインとして配布。同時にル フォワイエ公式Instagramでプレゼントキャンペーンを実施することで、ブランド認知を広げました。

今回の施策について、ル フォワイエの阿部様と、ADDIX デジタルマーケティング事業部 ソーシャルマーケティングユニットのメンバーによる対談をお届けします。ADDIXは本施策にて、企画のご提案からマイデザイン作成・配布、事務局対応を含む一連のキャンペーン業務をサポートさせていただきました。

【対談参加者】
株式会社エレメントルール LE FOYER(ル フォワイエ)営業部 ECブランドプレス 阿部苑子様
株式会社ADDIX デジタルマーケティング事業部 ソーシャルマーケティングユニット 大竹恵、白仁田真理

コロナ自粛期間の あつ森マイデザイン配布×プレゼントキャンペーン

この春に誕生したばかりの新ブランド、ル フォワイエ。ブランドデビューのタイミングでのコロナ禍により打ち手が限られる中で、ブランド認知拡大施策の1つとしてあつまれどうぶつの森(以下、あつ森)でのマイデザイン配布を実施しました。

―今回ル フォワイエ様が、あつ森でマイデザイン配布を実施した経緯をお聞かせください。

ル フォワイエ 阿部様(以下、阿部様):きっかけは、ADDIXさんからのご提案でした。あつ森というゲームの中でデジタルな洋服の配布が流行っていること、海外のハイブランドなどで実施されていてSNSでも話題となっていることを、ADDIXさんからのご提案で知りました。

ル フォワイエ「あつ森」Instagramキャンペーン事例_画像1

(※中央奥:LE FOYER 営業部 ECブランドプレス 阿部苑子様、手前:株式会社ADDIX デジタルマーケティング事業部 ソーシャルマーケティングユニット 白仁田真理、向かって右奥:株式会社ADDIX デジタルマーケティング事業部 ソーシャルマーケティングユニット 大竹恵)

ADDIX大竹(以下、大竹):阿部様からは、「新ブランドとして、何か新しいことにチャレンジしてブランドを知ってもらいたい」とうかがっていました。

その頃ちょうどチーム内で、あつ森でのマイデザイン配布がソーシャルメディアで話題になっているとの共有がありました。海外ハイブランドのいくつかが自社ブランドのマイデザイン配布をスタートしていて、国内ブランドではまだ配布が始まっていない頃でした。

そこでInstagramキャンペーンとかけあわせる形で、あつ森でのマイデザイン配布を追加の企画としてご提案させていただきました。

阿部様:ちょうどいいタイミングでのご提案でした。
ブランドデビューを控えキャンペーンをスタートしなければいけないタイミングでしたが、コロナの影響でどうしても店舗への送客、売上につなげる施策の実施が難しい状況でした。ECに集客するにも、新ブランドですので、まずブランド認知が無いと誰にも来ていただけません。そういった状況でしたので、Instagramでフォロワー獲得を目的としたキャンペーンの実施を検討していました。

ADDIXさんからの他のご提案はロジックなものでしたが、このあつ森を活用した企画は少し毛色が違っていて、面白そうだなと感じました。ブランド内でもこのキャンペーンに賛成を得て、ADDIXさんと今回のお取り組みをさせていただきました。

世の中のトレンドで、「ファッションをデジタル上でも楽しむ」ということが大きなキーワードになりました。そこにル フォワイエとしてどう介入していくか。そういった点で、とてもよい企画だと思いました。

―今回のキャンペーンの内容はどういったものでしたか?

ADDIX 白仁田(以下、白仁田):ル フォワイエ様の春夏コレクションから4点を選んで、あつ森で着られる衣装のマイデザインとして作成・配布し、プレスリリースを配信しました。またマイデザイン配布スタートに併せて、フォロワーの獲得とブランド認知拡大を目的としたInstagramでのプレゼントキャンペーンを実施しました。

プレゼントキャンペーンは、マイデザインとして配布している4点のデザイン元である、実際の洋服が当たる設計にしています。もし当選すれば、あつ森内でのキャラクターと、リアルな自分自身とで同じデザインの衣装を着てリンクコーデを楽しめる特別感を演出しています。

ル フォワイエの あつ森マイデザインの元になったアイテム4点

(※ル フォワイエ様 あつ森マイデザインの元になったアイテム4点。プレゼントキャンペーンの景品にも設定された。)

Instagramではフィードとストーリーズでキャンペーンの告知の投稿を行い、併せて広告の配信・運用も実施しています。

<ル フォワイエ公式Intagram:フィード投稿によるキャンペーン告知>

ル フォワイエ公式Intagram:フィード投稿によるキャンペーン告知

<ル フォワイエ公式Intagram:ストーリーズ投稿によるキャンペーン告知>

ル フォワイエ公式Intagram:ストーリーズ投稿によるキャンペーン告知

店舗イベントも来店告知もNG!八方ふさがりの中でのブランドデビュー

―ル フォワイエ様のブランドデビューのタイミングとコロナ自粛期間が重なる形だったとのことですが、具体的にはどんな影響がありましたか。

阿部様:当初はブランドデビューにあたって、Instagramの立ち上げとともに、インフルエンサーを活用した店舗イベントの開催や来店者へのノベルティー配布なども予定していました。それらがすべてできなくなり、来店を促すメルマガや広告配信も全て難しい状況になりました。

ECへの誘導も、既存ブランドであればECにどんどんシフトできたと思いますが、新ブランドなので、まさにこれから構築していく最中でした。売り上げを支える背景の物流の三密や、撮影スタジオの三密など、ECを強化する上でも難しい状況が重なっていました。

さらに世の中のムードとして、企業が直接売りにつなげるような広告が出しにくい空気感もありました。コロナ禍において、医療関係の方などエッセンシャルワーカーの方たちがすごく頑張ってくださっている中で、「うちのブランド、今セールしてるんで来てください!」っていうのもちょっと違う気がしていました。

そういった状況化で実施することができた施策が、今回のキャンペーンでした。

ファッション本来の楽しみを提供し、ポジティブなブランド認知を獲得

―そういった状況の中でしたが、キャンペーンの結果としてはいかがでしたか?

阿部様:数字的には難しかった部分もありましたが、数字以外のKPIも含めると自分としては面白い取り組みができたと思っています。

ファッションって、ほんとはみんなをワクワクさせるものですよね。人を元気にさせたり、気分を上げてくれたり、自信をつけてくれたりするもの。そういったファッションが持っているパワーをあの状況下でも提供できたということが、ブランドとしてとてもよかったと感じています。

あつ森を通じて、自粛期間中でもル フォワイエのアイテムを着たキャラクターたちが楽しそうに過ごしているということ。ル フォワイエのコンセプトの中に「自分を好きになってほしい」というメッセージがあります。バーチャルでそういった体験を提供することが出来たという点で、いいアプローチだったのではないかなと思っています。

―新たなブランドの認知を広めるにあたって、嫌われない、悪い印象をもたれない打ち出し方ができたのもよかった感じでしょうか。

大竹:そうですね。Instagramでのキャンペーン対象投稿にいただいたコメントの内容もとても好意的でした。

あつ森を実際にやっている私の友人からも、「こんなブランドあるんだね!買いに行きたい」というポジティブなコメントをもらったりもしました。

そういったプラスの方向の声がとてもたくさんいただけているので、新規ブランドの認知獲得へのアプローチとしては、かなりよかったのではないかと思っています。

阿部様:今回はコロナという感染症ですが、直接売りにつなげる広告を出すのが不謹慎だという感じ、大規模自然災害が起きた時と同じようなムードがありました。そういったデリケートな状況の中で、アプローチのフックが違うという点も非常によかったです。

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今回のキャンペーンから、今後具体的なアクションをするためのヒントがたくさん得られましたので、今後の施策につなげていけるのではないかと思っています。

―今後については、Instagramなどのソーシャルメディアをどのように活用していこうとお考えですか?

阿部様:Instagramはブランディングの場として捉えています。ファッションととてもよくマッチしているメディアですので、配信する画像や素材にこだわって、ブランドの今後の世界観を配信していくツールとして考えています。

インスタライブやIGTV、ショッピングなどの機能もさらに進化していますし、今後もメインで運用していきたいです。またInstagramでの広告配信を通して、ブランド認知をさらに広めていきたいですね。他のメディアについては、LINEアカウントには興味がありますね。

白仁田:LINEアカウントは、店舗ごとに運用するのもおすすめですよ。LINEもいろいろな機能も増えてさらに進化しています。

アフターコロナで共感を育むのは、ブランドが誠実にモノやファンと向き合う姿勢

―最後にアフターコロナにおける、ファッションとファンとの関係について阿部様のお考えをお聞かせください。店舗がない場合でもファッションブランドがファンとつながり続けるには、どうしたらよいとお考えでしょうか?

阿部様:コロナ以前から海外ではすでに始まっていた傾向ですが、どんどんファッションに対するお客様のリテラシーが上がっているように感じています。コロナによって、エシカルな思考やモノと価格に関する意識、フェアトレードですとか、素材と価格が適正かといったことを、お客様がより意識されるようになったのではないか、と感じています。

ブランドとして適正な価格設定をしているか、すぐに値引きしていないかなど、
そういったことが今とてもブランドに求められていて、そういうところでお客様からの共感が得られていくように思っています。

それは結局、お客様に誠実に向き合うということ。そういうことの積み重ねが、お客様から信頼を得ていきますし、共感も得やすくなります。そういったブランドは発信しているものに対してもとても誠実ですし、ものづくりに対してもきちんと向き合っていると感じます。

これからはますます、お客様や商品ときちんと向き合えているブランドが共感を得やすい流れがありますし、ル フォワイエもそういうブランドでありたいと思っています。


■LE FOYER(ル フォワイエ)について

LE FOYER_ブランドロゴ

2020年春 デビュー
コンセプト
自己表現の一つとして、ファッションを楽しんでいる人はほんの一部。
多くの女性はおしゃれが好きだけれど、
何をどうスタイリングすれば良いのかわからない、考える時間もない。

ファッションって、もっと自由でドキドキして、楽しむもの。
ベーシックな自分に少し新しい価値観をプラスして、より自分を好きになってほしい。

LE FOYER(ル フォワイエ)はそのドキドキを提案できるブランドとして
365日、あなたのそばに置いていただけることを願って。

公式通販サイト
https://www.dot-st.com/lefoyer
Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/le.foyer.official
Facebook公式アカウント
https://www.facebook.com/LE-FOYER-103935594429895/
ブランド紹介ページ
https://www.elementrule.co.jp/brands/lefoyer/


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