BWRITEイメージ画像

~「Instagramについての意識調査」結果レポート【1】~今夏バーゲンにいく割合に10%超の差あり

Posted by ADDIX on Jul 10, 2015 11:48:09 PM

2015年に入って日本でも若い女性を中心に利用者が急増している、写真動画共有ソーシャルアプリ「Instagram(インスタグラム)」。BWRITEでは、今注目のInstagramを使用する女性達のリアルな実像に迫るため、2回に分けてレポートをお送りする。1回目の今回は、先日発表した「夏のバーゲンについての意識調査2015」の結果と、同時に実施した「Instagramについての意識調査」の結果を用いたクロス集計結果から、Instagramの現使用者と不使用者との今年の夏のバーゲンについての意識の違いについてのレポートをお送りする。

その結果、今年の夏のバーゲンセールに「行く予定」と答えた割合は、Instagram使用者では66.2%、不使用者では55.0%と、Instagram使用者のほうが行くと答えた割合が10%以上も高かった。また、バーゲン情報の入手経路では「公式サイト」「メルマガ」「公式SNS」がTOP3に。日頃からデジタルデバイスをメインに情報収集を行っている様子がうかがえる。また、今夏のバーゲンでの合計予算では、使用者不使用者ともに3万円未満が8割弱と大きな違いはないが、わずかながらInstagram使用者のほうが予算が高い傾向が見られた。

この夏取り入れたい注目のトレンドについての設問では、「ホワイト」にInstagram使用者の6割超の回答が集中。Instagram内での大きなトレンドとなっていることが明らかに。また、トレンドの傾向には使用者と不使用者で大きな違いがあるようだ。

【アンケート結果詳細】
■今夏バーゲンに「行く予定」使用者66.2%、不使用者55.0%。10%超の違いが!

今年の夏のバーゲンについての調査結果を、「Instagram(インスタグラム)」の使用有無別に分析をおこなった。その結果、 「今年夏のバーゲンに行く」と答えたのはInstagram使用者では66.2%、不使用者では55.0%と、Instagram使用者のほうが行くと答えた割合が10%以上も高かった。

BWRITE-Skets-survey-Instagram-awareness-Q4

■使用者のバーゲン情報入手経路「公式サイト」「メルマガ」「公式SNS」がTOP3に
次に、同じくInstagramの使用有無別でバーゲン情報の入手経路を見てみると、最も多かった「公式サイト」が62.2%、次いで2位が「メールマガジン・ニュースレター」(44.4%)、同率の3位で「公式SNS」「店内ポスター/チラシ」(40.0%)が並んだ。一方、不使用者では1位は「公式サイト」(52.7%)だが、2位に「DMハガキ」(41.8%)がランクインしている。「公式SNS」は不使用者ではわずか16.4%、「メールマガジン・ニュースレター」は不使用者では27.3%であり、バーゲン情報の入手経路には違いが大きいようだ。

BWRITE-Skets-survey-Instagram-awareness-Q5

■今夏のバーゲンの合計予算「1万円未満」使用者6.7%、不使用者14.5%
Instagramの使用有無別で今年の夏のバーゲンの合計予算を比較すると、どちらも「3万円未満」が合わせて8割弱(使用者75.6%、不使用者78.2%)を占めており、大まかな傾向は変わらない。ただし、少額・高額の両端で差がでているようだ。「1万円未満」の割合は使用者6.7%に対し、不使用者14.5%と大きな開きがある。また、「4万円以上」の合計は、使用者15.6%に対して不使用者9.1%である。

BWRITE-Skets-survey-Instagram-awareness-Q7

■今夏取り入れたい注目トレンド 「ホワイト」に使用者の6割の回答が集中!
Instagram使用有無別に今年の夏に取り入れたい注目のトレンドの傾向について見ると、6割を超えるInstagram使用者が「ホワイト」を取り入れたいと回答した。今回の調査結果からは「ホワイト」が支持を受けている理由を知ることは出来ないが、この結果は昨年から今年にかけてInstagram内で新たなブームが生み出されていることと無関係ではないだろう。Instagramと言う枠組みの中で何らかの条件が重なった場合、ユーザーにとってのマストと言えるトレンドが圧倒的な排他力を持って浸透する現象が起こる場合があるようだ。共感や同意をベースとしたソーシャルメディアであるInstagramならではの現象ではないだろうか。

他にInstagram使用者の割合が高い項目は「ギンガムチェック」(使用者25.0%、不使用者15.0%)、「ロング丈の羽織りもの」(使用者20.0%、不使用者13.0%)、「シャツワンピース」(使用者19.1%、不使用者10.0%)、「シースルー素材」(使用者17.6%、不使用者7.0%)、「ソックス×サンダル」(使用者13.2%、不使用者7.0%)など。一方、逆にInstagram不使用者の割合が高い項目は、「カーキ」(使用者10.3%、不使用者17.0%)である。

BWRITE-Skets-survey-Instagram-awareness-Q10

■Instagramユーザーは「流行に乗りたい」一般層に拡大 デジタル時代の新たなマストレンド発信源に
Instagramユーザーの今夏のバーゲンについての予算や意識について見る限り、不使用者と比較して使える金額に大差がなくとも、バーゲンセールや新しいトレンドに自ら進んで『踊らされる』ことを望む女性達がユーザーとなっている印象を受ける。Instagramユーザーというと少し前なら主にトレンドに敏感な「インフルエンサー層」が情報発信に用いている印象があったが、昨年からの20~30代女性への急速な広まりにより、現在はトレンドや旬な話題を求める「マスなF1層」が多く集うソーシャルメディアとなっていることをうかがわせる結果となった。

———————————————————————-
「Instagramについての意識調査」
<調査概要>
【調査実施期間】
2015年6月12日(金)~ 6月19日(金)  <8日間>
※「夏のバーゲンについての意識調査2015」に付随する形で同時実施。
【調査対象・人数】
20代・30代の「Skets」会員⼥性 168名(有効回答)
【調査方法】
WEBアンケート方式
———————————————————————-



ADDIX_Digital_Marketing_logo

アパレル・コスメ・ラグジュアリー等、300社以上の実績あり
ADDIXが提供するデジタルマーケティング

ADDIXのデジタルマーケティング事業部では、アパレル・コスメ・ラグジュアリー業界を中心に300社・ブランドの実績と最新の知見により、マーケティングの成功を支援します。ユーザー視点・顧客体験を起点とした戦略策定からコミュニケーション設計、SNSアカウント・デジタル広告運用・分析までトータルにサポートします。
https://www.addix.co.jp/business/digital-marketing/


 

Topics: SNSマーケティング